農道沿いの帰化植物

散歩コース農道に咲き乱れる帰化植物、白い花はどこにでもあるフランスギク、原産地はヨーロッパで江戸時代の末期に観賞用として渡来し野生化したもの、つい最近まではこれがマーガレットだと思っていた。調べると葉っぱ全然違っていた。オレンジのケシはナガミヒナゲシ、何かに紛れてヨーロッパから種が運ばれ、発見されたのは1960年頃だそうです。ピンクの花はモモイロヒルザキツキミソウ、 北アメリカ原産の多年草で、大正時代末期に観賞用に持ち込まれたものが、野生化しているそうです。さすがに道ばたなどの条件の悪いところでも繁殖する帰化植物は生命力旺盛です。きれいだと思っているこれらの花も生態系を脅かす恐れがあるみたいです。外国からやってきて猛威を振るうコロナウィルス、そしてつい最近は近くの佐野川で豚熱(トンコレラ)で死亡したイノシシも発見されました。グローバル化にはリスク管理が必要だと強く感じました。また多くの外国人が日本の魅力に引きつけられたことは誇りでもあるのですが、オーバーツーリズムで観光客が押し寄せ、本当の日本の良さが失われる観光地もあるようです。様々な面で今後の日本のあり方を見つめ直す良い機会かもしれません。